【日本酒デビュー応援!】美味しく楽しむ!飲み方と銘柄紹介!
皆様は日本酒にどんな印象をお持ちでしょうか?
「悪酔いする」、「興味はあるけど…種類が多すぎて何を選んでいいかわからない」、
「香りがきつくて苦手」、「日本酒=辛くて飲みにくい」
そんなイメージを持ち、どこか日本酒を遠ざけている人も少なくないかと思います。
しかし日本酒は選び方や料理との合わせ方、アレンジ次第で印象が変わるお酒です!
この記事では、日本酒が苦手な人でも飲みやすいお酒の種類や、日本酒が飲みやすくなる簡単なアレンジ方法、自宅でもできる日本酒と料理の合わせ方も紹介しておりますので、日本酒を美味しく楽しむためのきっかけにして頂ければと思います。
目次
1、日本酒ってなに?
2、日本酒の種類
3、日本酒初心者向け!基本の飲み方
4、日本酒の美味しいアレンジ方法
5、日本酒と相性の良いお料理とは?
6、
7、まとめ
1、日本酒ってなに?
そもそも日本酒とはどのようなものかご存知でしょうか?
日本酒と清酒の定義は、国税庁 日本酒造組合中央会で次のように決められています。
「清酒」(Sake)とは、海外産も含め、米、米こうじ及び水を主な原料として発酵させてこしたも
のことを広く言います。「清酒」のうち、 「日本酒」とは、原料の米に日本産米を用い、日本国内で醸造したもののみを言い、こうした「日本酒」という呼称は地理的表示(GI)として保護されています。
💡豆知識
お酒は3つに分類されます!
①醸造酒(じょうぞう)・・・ビール、ワイン、日本酒
②蒸留酒(じょうりゅう)・・・焼酎やウイスキー、ブランデーなど
③混成酒(こんせい)・・・リキュールや缶酎ハイ、サワーなど
※醸造酒:様々な原料を酵母により発酵させて造る酒類のこと。
2、日本酒の種類
日本酒の特定名称酒(麹米の割合が15%以上で味わいの豊かな日本酒のこと)は、原料や製造方法などの要件により8種類に分けられています。
それぞれの種類の特徴を大きく分けると、
①「原料に醸造アルコールを使用する本醸造系」
・・・吟醸酒、大吟醸酒、本醸造酒、特別本醸造酒
②「醸造アルコールを使用しない純米系」
・・・純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒、特別純米酒
の2つに分類できます。
以下の表は特定名称酒をまとめたものになります。
※1精米歩合・・・玄米を外側から削り、残った割合を%で示したものです。
※2こうじ米の使用割合・・・製造に状態する米麹(こうじ米)と白米の(掛け米)の使用割合で、白米の重量に対するこうじ米の重量の割合。
日本酒に苦手意識のある方は、フルーティで香りのいい純米吟醸系の日本酒から始めるのがおすすめです。
💡豆知識
醸造アルコールとは、、、
3、日本酒初心者向け!基本の飲み方
日本酒初心者や苦手な方の場合、日本酒の飲み方によっては悪酔いをして、さらに苦手意識を高めてしまう可能性があります。
少し飲み方を気を付けるだけで最後まで美味しく飲めますので、基本の飲み方をを押さえておきましょう!
Contents
3.1適量の飲酒を心がける
日本酒に限らず、お酒の飲みすぎは悪酔いや二日酔いにつながり、体調を崩す原因となっています。ひとことに「適量の飲酒」といっても、健康的に飲める量には個人差があり、お酒に強い人がいれば弱い人もいます。体質によっては全く受けつけない人もいるため、飲み慣れていない人ほど、飲酒の量には気を付けなければいけません。一般的には、1日あたり180mlが理想的な量とされ、肝臓に負担をかけずに日本酒を飲める量の目安としています。その日の体調によっても酔い方に差があるので、少しずつ飲酒することを心がけて、自分にとっての適切な量を把握していきましょう。
3.2飲酒の間に和らぎ水を飲む
日本酒を飲むときは、合間に「和らぎ水」を飲むのがおすすめです。和らぎ水は、飲酒の合間に飲む「水」のことで、飲酒による血中のアルコール濃度の上昇や、酔いの回りをゆるやかにします。とくに日本酒初心者の場合は、飲酒のペース配分がまだつかめていないことが多いため、日本酒だけでは思いのほか飲みすぎることがあります。日本酒と和らぎ水を交互に飲むことで、飲みすぎによる悪酔いや二日酔いを防ぎ、最後まで美味しく楽しむことができます。
3.3ゆっくりと味わいながら飲む
日本酒は、ゆっくりと一口ずつ味わいながら飲むのがおすすめです。ゆっくりと飲みすすめることで自然とペースが落ち、飲みすぎるのを防ぎます。そもそも日本酒は、ビールのようにゴクゴクと飲むものではなく、少しずつ口に含みながら、日本酒の特徴的なお米の香りや旨味をじっくりと味わって楽しむお酒です。比較的アルコール度数が高いこともあり、ビールと同じような飲み方では悪酔いしてしまいます。また、お酒の席では、早いペースで飲むよう勧められることもありますが、無理することなく自分のペースを保つことが大切です。
3.4食事やおつまみと一緒に楽しむ
日本酒だけでも美味しく楽しめますが、空腹の状態で飲酒するとアルコールの吸収が早くなり、酔いが早く回ってしまいます。飲酒のペースを落ち着かせたり、肝臓への負担を軽減したりするためにも、日本酒を飲むときは食事やおつまみと一緒に楽しみましょう。
4、日本酒の美味しいアレンジ方法
日本酒はストレートでそのまま飲むことが一般的ですが、アルコール度数が高いと感じる場合は割って楽しむという飲み方やアレンジして美味しく楽しむこともできます。比較的簡単にできる方法をご紹介致しますので新しい日本酒の魅力を発見してみてください。
4.1水割り
日本酒を水で割ることでアルコール度数が下がり飲みやすくなります。。
作り方はグラスに日本酒を注ぎ、好みのミネラルウォーターで割る。(割合➩日本酒7:水3)
日本酒の香りは損なわないので、初心者の方は飲みやすさ重視で水を多めにしていただいても大丈夫です。
硬水はしまった味わいに、軟水はのびやかな味わいになります。
4.2日本酒ハイボール
本来ハイボールはウィスキーのソーダ割りが一般的ですが、日本酒も炭酸水で割るだけで「日本酒ハイボール」ができます。作り方は簡単!氷をたっぷりと入れたグラスに日本酒を注ぎ、炭酸水で割るだけです(割合は好みでOK)
お好みで和の柑橘類(柚子、スダチ、カボスなど)のスライスを入れると驚きの爽快感を楽しめます!
4.3日本酒カクテル
新しい日本酒の飲み方として注目されているのが、好きな飲みものや旬のフルーツなどで割る「日本酒カクテル」です。意外と思うかもしれませんが、お米で造られた日本酒のシンプルな味わいや透明感は、カクテルのベースにとても向いており、いろいろなものと割っても日本酒らしさを残したまま美味しくいただけます。
今回はコンビニでも買える商品を使ったレシピをいくつかご紹介いたします。
日本酒×飲むヨーグルト
【作り方】
1、グラスに氷を入れる
2、日本酒と飲むヨーグルトを2:3の割合で割る
3、軽くかき混ぜたら完成!
甘みと酸味が絶妙にマッチします。お好みでフローズンフルーツ(いちごやマンゴー)
を入れるのもオススメです。
日本酒×SACRE レモン
【作り方】
1、グラスにサクレ(レモン)を入れる
2、日本酒と炭酸水を3:2の割合で入れる
3、軽くかき混ぜたら完成!
夏やお風呂上がりにオススメの日本酒フローズンレモンサワーです!
サクレの甘みとレモンの爽やかな香りがマッチした一杯です。
4.4日本酒×アイスクリーム
日本酒とバニラアイス?と思われるかもしれませんが、甘みやコクのある日本酒は実はアイスクリームとも相性抜群!
作り方も簡単で市販のバニラアイスクリームに日本酒を少量かけるだけです。日本酒が苦手な人でも美味しく召し上がれます。
💡作り方のポイント
お酒は辛口ではなく甘みとコクのある日本酒を選んでください。
グラスにアイスを盛り、表面が少し溶けかけてから日本酒をかけるのがベスト。
私がよくやる組み合わせは、「森永乳業 カップアイスMOW バニラ」×「東洋美人純米吟醸50」です
5、日本酒と相性の良いお料理とは?
日本酒だけで味わって「飲みにくい」という印象を持っている方は、料理と一緒に日本酒を味わってみてください。日本酒は、いろいろな料理と合わせることでより美味しく飲みやすくなり、また料理の味も引き立てる相乗効果を持っています。
お米から造られている日本酒は、幅広い種類の料理と相性がよく、和食はもちろん、イタリアン、フレンチ、中華など、さまざまな料理と一緒に楽しめるのが特徴です。たとえば、華やかに香るフルーティな「吟醸酒」なら、新鮮なお刺身やカルパッチョ、生ハムとアボカドのサラダなどのあっさりとした味付けの料理のほか、カットフルーツやスイーツなど香りが近いものとも楽しめます。また、米の旨味がある「純米酒」なら、ご飯に合う肉料理や魚料理のほか、バターやチーズなどの乳製品を使った旨味とコクのある料理とよく合います。日本酒と料理を合わせれば、それぞれがお互いの良さを引き立て合いさらに美味しく味わえます。
今回はコンビニで買える日本酒のおつまみと合わせやすい日本酒のタイプを3つご紹介致します。
おすすめ1 7プレミアム 揚げなすのみぞれあえ (税込267円)
和風だしをしっかりと効かせたセブンイレブンの揚げなすのみぞれあえは、ぜひお試しいただきたい一品です!なすのとろっとした食感に加え、大根おろしと和風だしの味でさらに日本酒が進みます。日本酒に合うだけでなく、日本酒の味を引き立てるおつまみとしてもおすすめ。日本酒は吟醸酒がおすすめ!
オススメ2 ファミマ チョコピーナッツ (税込128円)
度数の低い日本酒や甘口の日本酒がおすすめ!もし手に入れれば古酒などの熟酒が相性抜群です!
オススメ3 冷製ピリ辛焼きいか一味マヨネーズ 300円(税込324円)
ピリ辛の焼きいかに、一味入りのマヨネーズ、玉ねぎ、ねぎを加えたおつまみです。
キレのある純米酒がおすすめです。
6、初心者におすすめの日本酒
7、まとめ
日本酒に苦手意識のある方でも、飲みやすい日本酒から試したり、少しアレンジを加えたりするだけで、より美味しく飲むことができます。そもそも日本酒は楽しみ方が幅広く、食事と一緒に味わったり、温度を変えたり、いろいろなもので割ったりと、さまざまな飲み方ができます。さらに、料理や食材と合わせればお互いの美味しさを引き出し合い、適量を飲酒すれば心身の健康維持に役立つなどのメリットも多く、知れば知るほど日本酒へのイメージがガラリと変わってくるのではないでしょうか。好みの味わいを見つけて、少しずつ自分のペースで楽しんでいきしょう。